ラテアートに興味ある人!
最近ではちょっとおしゃれなカフェでラテ頼むとハート柄のものが出てきたりしますよね。
あの可愛いラテをおうちでも作ってみませんか?
難しそう・・・
確かに、少し技術が必要になりますが技術を学ぶ過程も楽しいものですよ!
それに昨今では動画でプロのバリスタが技を披露しているし、ラテアートは独学でも十分身に付けることができる技術だと筆者は思います。
どうやってラテアートが作れるのか、どういう器具が必要なのか、上達するコツなど初めてラテアートを始める人にも分かりやすいようにラテアートのことを簡単に説明していきます^^
初心者がラテアートを作れるまでの道のり
初めての方ですと何が必要でどうすれば良いのか、を知りたいですよね。
まずはラテアートを作るのになくてはならない道具を紹介します。
ラテアートに必要な道具
- エスプレッソマシン
- スチーマー
- ミルクピッチャー
①+②エスプレッソマシンとスチーマー
最近の家庭用エスプレッソマシンはスチーマーが付属されているものも多いので、ラテアートを目的とするなら、スチーマーがついてるマシン一択。
エスプレッソマシン・スチーマーをそれぞれ単品で揃えても大丈夫ですが、置き場所やお手入れなどを考えると、新たに購入を考えてる人にはスチーマー機能がついてるエスプレッソマシンがオススメです。
筆者の一押しエスプレッソマシン▽(というか筆者の愛用マシン)
デロンギ デディカ EC680 | |
筆者が愛してやまないDeLonghi EC680。スリム&コンパクトかつスタイリッシュでキッチンにジャストフィット。しかもスチーマーも付いてるし値段も高すぎない、家庭用のエスプレッソマシンではコスパ最強。
③ミルクピッチャー
ミルクピッチャーはなくても問題はないのですが、初心者にはあった方がやりやすいと思います。
コップやメジャーカップとかでも代用できなくもないのですが、そういった代替え品ではとにかくやりずらい。
ラテアート初心者の筆者(最近やっとハートが安定して描けるようになったレベル)の考えでは、ミルクピッチャーを使ってようやくアートが描けるのに、ラテアートに適してない代替え道具を使いこなすのは素人にはまず無理。
筆者がほしいと思ってるミルクピッチャー▽(マシンと統一したい!)
デロンギ ステンレス製ミルクジャグ 350ml | |
ミルクピッチャーはミルクジャグとも呼ばれています。
一人分で使いやすいミルクピッチャーの容量は8oz(240ml)〜12oz(360ml)くらい。
ラテアートの基礎スキル
ラテアートのビギナーがまず覚えとくと良い基本技術はハート柄を作ることです。
なぜかというと、最初にハートを作れるようになれば、のちにリーフなどの難しい柄もハードルがグッと下がるんですね。ハートを描く動作にラテアートの基礎がみっちり詰まっているため、これが登竜門となります。
リーフしか作る気がしない、ハートなんて絶対に描きたくない人は、もう突き進んで最初からリーフの練習をした方がいいかもしれませんが。
ラテアートの手順説明
簡単なラテアートの手順
- ミルクをスチーミングする
- エスプレッソを淹れる
- ラテアートを描く
①ミルクをスチーミングする
ミルクをスチーミングしてフォームドミルクとスチームミルクを作ります。
フォームドミルク=空気を含んだフワフワのミルクの泡
スチームミルク=スチームで温めたミルクで泡は含まない
フォームドミルクは日本語だとフォームミルクとも呼ばれてます。フォームドミルクは英語のFoamed milkをそのまま読んだもの、フォームミルクはおそらく日本語で言いやすいので広まった言い方でどちらも同じものを指します。
ミルクを上手にスチーミングするとミルクの下の方がスチームミルク、上の方がフォームドミルクとなります。
割合はラテだと大体フォームドミルク1:スチームミルク9とほとんどがスチームミルクです。
ちなみにカプチーノはフォームドミルク5:スチームミルク5です。半分飲んで半分泡を食べる感じ。カプチーノを飲むと泡でお腹いっぱいになる気がしませんか?
②エスプレッソを淹れる
エスプレッソマシンを使ってエスプレッソを淹れます。
まだ購入してない、もしくは購入を迷っている方には、こちらでエスプレッソマシンの使い方やオススメ商品など詳しく説明しているので参考にしてください^^
オススメのエスプレッソマシン
③ラテアートを描く
①で作ったフォームドミルク・スチームミルクを②のエスプレッソに注ぐ。
なぜフォームドミルク・スチームミルクの2種類を作るの?
それは、ラテアートが描ける仕組みに理由があります!
ラテアートはエスプレッソの表面にできたクレマ(コーヒーの泡)の上にフォームドミルクを浮かせることで絵柄が描けるのです。そして、スチームミルクはフォームドミルクと違って空気を含まないのでクレマの下に沈みやすく、ラテが泡で溢れるのを防ぎます。
エスプレッソの焦げ茶色とフォームドミルクの白い色があってこそ絵柄は成り立つので・・・
- フォームドミルクだけだと?
- カップが泡で埋まって絵を描くどころではない
- スチームミルクだけだと?
- ミルクが重いので浮き上がらずエスプレッソにミルクが混ざるだけ
フォームドミルク・スチームミルクの割合が完璧にいくとラテアートが描けるのです。
もちろん、ミルクのスチーミングが上手にできてもラテアートを描く手順が整ったよ!というだけなので、それだけでハートが綺麗に描けるという訳ではありません。
手順を覚えたら後は練習あるのみです!
ラテに興味がある人はこちらの記事も読むとコーヒーマニアに一歩近づきますよ▽
カフェラテとカフェオレの違い知ってる?
ラテアートの練習方法
ラテアートを練習するにあたって、筆者が考える効率の良い練習方法をメリット・デメリットをあげて説明します!
オススメのラテアート練習方法
- とにかく自分で飲む
- 家族や友人にふるまう
- 洗剤で繰り返し練習する
自分で飲む・家族や友人にふるまう
ラテアートやってみたいって人でラテが嫌いな人いるのでしょうか?
筆者は作ったラテを自分で飲んでいました。最初のうちは1日3杯程度で練習していたのですが、次第にもっと練習したい欲が強まって、1日10〜15杯飲むように・・・
筆者はコーヒー大好きなので何の苦にもなりませんでしたが、さすがにそこまでと思う人は家族や友人にラテをふるまいましょう。
- メリット
-
実戦経験が増えて上達しやすい
- デメリット
-
ミルクとコーヒー豆の消費がハンパない
一人暮らし、ひたすら一人でラテを飲んでいた筆者の冷蔵庫の中には常に3・4本の牛乳を置いていました。
洗剤で繰り返し練習する
ミルクピッチャーに泡だてた洗剤、カップにエスプレッソと同量のお湯をいれる。洗剤をミルクに見立てた練習方法。
- メリット
-
繰り返し練習しやすい
-
材料が減らない
- デメリット
-
本物と感覚が違う
ピッチャーのふりかた、カップの傾け加減など実際にやると一瞬で終わってしまう動作は、感覚を身につけにくい。したがって何度も練習する必要があるので、材料を減らさずに反復練習できるのは大きなメリットですね。
いざ本物のミルクとエスプレッソでラテを作ろうとすると、感覚がちょっと違う・洗剤に慣れたクセがついて上手くいかないってことはよくある話。
洗剤とフォームドミルクは全く違うものですから、しばらく練習して基礎が出来てきたなーと思ったら、変なクセがつく前に実戦練習に移行するのが良いと思います。
まとめ
初心者がラテアートを始めるには、まずこれを覚えるべし!
- 専用の道具を揃える
- ミルクピッチャー
-
- エスプレッソマシン
-
- スチーマー
- 3つの手順を覚える
- ①フォームドミルク・スチームミルクを作る
-
- ②エスプレッソを淹れる
-
- ③アートを描く
- まずハートを目標にする
- とにかく練習を続ける
ラテアートは少しの練習で入門者にも簡単にできるようになります!っていろんな所で言われてますが、筆者は実際にハートを綺麗に描くことにかけた時間は2週間(最初の3日くらいは1日3杯、その後は1日10〜15杯)でした。それぐらい練習してようやく納得のいく形になりました。上達の遅い方ではありますが、それぐらいの期間がかかる人もいるのでラテアートを始めてみたいなと思ってる人はご参考までに^^;