みなさんはコーヒー豆をどのように保管していますか?この記事にたどり着いたということは、ただコーヒー豆を缶やタッパに入れて保存するだけでは豆にとって、よろしくない状況だと知ってのことだと思います。
それでは何がよろしくないのか、どのようにしたらコーヒー豆のおいしさを長持ちさせれるのか。
コーヒー豆の美味しい状態を長持ちさせるには
コーヒー豆を長持ちさせるのは3通りの保管場所・方法があります。
- 常温
- 冷蔵庫
- 冷凍庫
3つの内どの方法が一番良いの?
どの保存方法でも正解です!しかし、どれが一番良いかはコーヒーの飲み方・消費量によっても変わってきます。
自分が毎日どの程度コーヒーを飲んでいるのかを数えてみてください。
コーヒー豆の消費量によって変わる保存の仕方
コーヒーをどれくらい飲むかでも保管の仕方は違います。詳しく説明するので最適な環境を選びましょう。
- 常温
- 開封したコーヒー豆が1週間で使い切れる
- 冷蔵庫
- 開封したコーヒー豆を使い切るのに2週間以上かかる
- 冷凍庫
- コーヒーはたまにしか飲まない
常温
コーヒー豆が劣化する前に使い切れるなら、わざわざ冷蔵・冷凍保存を選ばなくても良いです。1日に数杯も飲むなら毎回冷蔵庫・冷凍庫から取り出して、終わったら真空にしてきっちりフタしてを何度もやるとなると結構しんどい。
冷蔵庫
コーヒーは朝に1杯しか飲まない、程度であれば冷蔵保管がオススメ。少なくとも2週間以内には使い切れるのであれば、冷蔵庫に置くのがベターな選択。
冷凍庫
さほど頻繁にコーヒーを飲まないのであれば、思い切って冷凍してしまいましょう。
保存の注意点
全ての保存方法において注意することが、コーヒー豆は密閉容器に入れること。
外部の匂いを吸収しやすい性質のコーヒー豆ですので、特にいろんな食べ物の匂いであふれている冷蔵庫・冷凍庫に保管する時は要注意!
冷凍庫に保存する場合、解凍したらコーヒー豆の大敵「水気」がついてしまいます。せっかく良い状態で保存してたのに、水気がつくとその部分は劣化していっちゃうんです。
なので冷凍する時は、豆をジップロックなどで小分けして保存すると飲みやすいのかなと思います。
保存方法にこだわる必要はあるのか
なぜ容器に入れておくだけではダメなのでしょうか?
それは、コーヒーにとって香りや風味は重要なポイント。保存がしっかりできていないと数日で豆の美味しさは損なわれてしまいます。
しかもコーヒー豆は早い期間で劣化が進むんです。
コーヒー豆が劣化するとどうなるのか
時間のたったコーヒー豆は品質の劣化が凄まじい。
もともとコーヒーを長期保存するのは、あまりしない方が良いのですが、コーヒー豆ってなかなか1杯分だけの少量を買うとか難しいんですよね。
この3つの要素によって品質の低下が生じます。よって、冷蔵庫内などの暗い場所に保管するのが好ましいとされています。
劣化すると香りや風味が抜け、えぐみのある酸味がでてきます。コーヒーはもともとフルーティな酸味を保有していますが、その酸味が美味しくないと感じてきたら、そろそろ豆を使い切っちゃった方が良いサイン。
挽いたコーヒー豆は劣化しやすい
空気が触れると劣化する。つまり砕くと接触している空気の面積は増えるので、挽いたコーヒー豆は本当にすぐ劣化が顕著に現れます。
ホールビーンが買える+豆を挽く器具(グラインダー)がある環境であれば、お店ですでに挽いてある豆の購入は控えたいところ。
使い切れる分だけの豆を買うのもひとつの手です。
コーヒー豆は基本的に小さいサイズで200〜250g程度で売られているので、それ以下の内容量だと使い切れると考えられます。
例えば・・・
スペシャルティコーヒーの豆はオンラインをうまく活用しよう!
コーヒー豆の美味しさを密閉できるオススメ容器3選
筆者が選ぶ便利な密閉容器3選▽
- コーヒー用キャニスタ
- ワンプッシュキャニスタ
- ジップロック
コーヒー用キャニスタ
コーヒー豆を入れる目的で作られた専用のキャニスタです。おしゃれなデザインが多く、中身を真空にできるものもあり。
オススメはハリオのコーヒーキャニスタ | |
ワンプッシュキャニスタ
フタの上に設置されてるボタンを押すとタッパの中が真空になるので、中身を新鮮に保ちます。
ワンプッシュキャニスタ | |
ジップロック
密封容器と言えばジップロック。袋はストローを使って真空にもできるし、何度か使いまわすことも可能。開け閉めが面倒だし指が痛くなるのがマイナスポイント。
ジップロック | |
真空・光の遮断ができる容器は有能、コーヒー豆以外にも使えるので家庭に数個の予備タッパがあれば完璧ですね。
おしゃれなカフェとかでガラスの容器に入ったコーヒー豆ありますよね。実はあれはお店だから劣化する前に使い切れる、豆はイミテーション、ガラスが紫外線遮断する素材、などのカラクリがあるんです。
家庭でガラスのキャニスタなどにコーヒー豆を保存する場合は、そういった理由を考慮して妥協するか日光対策をするかを試みてくださいね^^
まとめ
コーヒー豆の保存方法の押さえておきたいポイント▽
- すぐ飲むなら常温
- それなりなら冷蔵庫
- そんなになら冷凍庫
- 密封容器は必須
おいしいコーヒー豆も劣化させてしまっては、もったいないですよね。
保管場所を変えるだけでも少しは良い状態を保ちやすいので、おまじない程度の気持ちでやってみると良いかもしれません。
もし毎回やるのが面倒だと感じる人は、自分の好みのコーヒー豆に出会った時だけでも試してみてはどうでしょう?